私たちは今、時代の大きなうねりの中にいる。
急激なテクノロジーの発達や人口減少、新興国の台頭……、
社会的な変化が世の中の成熟を促し、消費者のニーズを複雑化させている。
いままで当たり前と思われてきたことも、新しいものに置き換わり、
またたく間に暮らしに溶け込んでいく。
このような世界では、 自らを強く持ち、
「周囲の変化」に流されるのではなく自ら主導していくことが大切だ。
あなたの人生の選択においても同じことが言える。
小手先で競いあったり、わかりやすいメリットに飛びつくのではなく、
「自分のありたい姿」を思い描くことがより重要になってくるだろう。
しかし、素直な心で「自分のありたい姿」を考えることはそこまでたやすくはない。
自分の中のバイアスが、素の自分になることを邪魔することがあるからだ。
そこでJTは選考という場を通して、あなたの「ありたい姿」を共に考えていきたい。
あなたはどんな人なのか、
どんなことに、どんな想いを馳せてきたのか。
問いを通じて、あなた自身の言葉で話してほしい。
「ありたい姿」について、互いに語り合える人に出会えることをJTは待っている。
仕事をどう捉えるか
JTにとって「仕事」とはなにか
仕事とは、あくまで「ありたい姿」をかたちにしていく一手段にすぎません。
どの仕事を選ぶか、を目的化するのではなく、
「ありたい姿」を見定めて仕事を考えることは大切なことです。
しかし、自分の中にある既成概念や世間の反応により、
素の自分と向き合うことが難しい場合があります。
このような世界では、 自らを強く持ち、
「周囲の変化」に流されるのではなく自ら主導していくことが大切です。
そこで、JTは仕事をともにする仲間を見つけるこの機会に
あなたの「ありたい姿」について、語り合ってきたいと思っています。
その対話の中では2つの問いが主題となることでしょう。
・あなたはどんなひとか
・どんな「こと」にどんな「想い」を馳せるのか
この問いは、あなた自身の大切にしたい「価値」を表すものです。
あなたがはたらく企業を選ぶ上で重要な判断基準になることでしょう。
JTは面接をどんな場にしたいか
採用であっても、成長支援であっても、人に向き合うスタンスは変わりません。
あなた自身は、どんな人ですか?
あなたはどんな“周り”に、どんな“想い”を馳せたいですか?
「ありたい姿」を実現するために就職活動や仕事という経験を、
自分のものにし、変わり続けていくことをJTは大切にしています。
そのため、選考面接においては、互いを試し、見定め会う場ではなく、
それぞれの価値観を語り合える対話の場を作ることをのぞんでいます。
話し合うテーマは臨機応変に変わります。共通することは、
先の2つの問いを通じて、あなたの価値観を知ることです。
表面上、私たちとあなたの関係性は、採用する・されるというものですが、
実際には、採用・就職という活動を通じて知り合った個人同士です。
たとえ目指すところが異なるとしても、
学びあい尊重しあう仲間となれると考えています。
JTという企業が、あなたの「ありたい姿」を具現化していく
フィールドになりえるのか、考えを深めていく中で見極めてください。
JTでのキャリア
モデルケースとなるようなキャリアパスはJTには存在しません。
テクノロジーの進歩も目覚ましく、社会システムの変容が進むこの時代では、
業務内容や働き方も日々多様化しています。
自分の「ありたい姿」は人それぞれであるように、
それを実現するためのキャリアパスも個々に異なっています。
様々な経験を通じて、視野は広がり、視座は高まっていきます。
そのような中で、「ありたい姿」が変わることはごく自然なことです。
だからこそ、自分の「ありたい姿」を毎年考え直し、
都度自分のキャリア像を更新していくとともに、
あらゆる経験をそのキャリア像に反映させる強い意志を持つことが大切です。
そのために、
「ありたい姿」を点検・アップデートしていく年1回のキャリア面談、
自分のキャリアを自分でデザインしていくためのキャリアマネジメント研修、
目的を持って職種の変更希望を出せるキャリアチャレンジ制度、の制度を設け、
「ありたい姿」の実現に向けた支援をしています。
事業に対する考え方
たばこ事業の面白さ
たばこは、ひとにとって「価値が様々」であるプロダクトです。
味やにおいといった「機能的価値」のみならず、
コミュニケーションツールになったり、
ふとした時間の余白や気持ちのゆとりを作ったり……、
ひとの感情に寄り添うような「情緒的価値」もあわせ持っています。
合理性や「機能的価値」が追求される時代にあって、
ひとそのものに向き合い、「情緒的価値」をも追求していくということは、
たばこ事業の面白さのひとつだと思っています。
また、たばこ事業の面白さは、たばこそれ自体のユニークさ、だけではなく、
事業を取り巻く環境からも少し見えてきます。
例えば、昨今の「たばこ=嫌われ者」のような側面があること。
メーカーの一般的なものづくりの考え方であれば、
ターゲットとなるお客様が求める商品を作ることが基本ですが、
たばこ事業ではお客様だけでなく、社会全体に思いを馳せていくことが必要です。
つまり、たばこを愉しまれる方には、
より良い商品をリスクを理解してもらったうえで愉しんでいただくとともに、
そうではない方にも配慮できるような環境を作る必要があります。
加えて、たばこ事業は、「商品に徹底的にこだわるしかない」環境にあります。
現在は未成年の喫煙防止の観点から、法律によりTVCMで
たばこの広告宣伝をすることは規制されていますし、それ以外にも
様々な自主規制を行っています。
そのような様々な制限のある環境下で事業を運営しているからこそ、
私たちは、「たばこという商品を世の中に残し、
愉しんでもらうためにはどうすればいいか?」を考えながら、何よりも
「お客様に喜んでいただける、より良い商品やサービスを徹底的に
こだわってつくり上げる」ことに集中し、真っすぐに取り組んでいます。
挑戦し続けるJTの組織と風土
JTは、「ありたい姿」について、互いに語り合い、
それを追求し続けていく仲間と共に歩みたいと考えています。
実はJT自身も「ありたい姿」を実現するため、
事業の向かうべき方向性を考え、意志を持って様々な試行錯誤を重ねてきました。
さかのぼると、JTは、たばこの専売公社としてその歴史を歩み始めました。
専売公社の名のとおり、当時はたばこを作って販売することのみ
生業としていましたが、グローバル化という大きな環境変化が進むなかで
事業の将来を見据え、積極的な海外進出や、更には食品・医薬品といった
事業の多角化など、様々な挑戦を続けてきました。
こうした挑戦の歴史を持つからこそ、環境に合わせて、また環境変化を先どって、
会社を変えていかないといけないという想いを多くの社員が持っています。
また、そのような挑戦の中で、多様な人財が集い、集結した人たちも
自身の「ありたい姿」の実現に向きあってきたからこそ、
自らの意志で挑んでいく組織・風土が形作られてきたと考えています。
これまでにない大きな時代のうねりの中で、
これからも挑戦したいことがJTにはたくさんあります。
あなたが「ありたい姿」の実現に向かう最中であると同様に、
JTも同じ道のりにあるのです。
「仕事」は、あなたの「ありたい姿」を実現するための一手段にすぎません。
JTは、あなたの「ありたい姿」を共に考え、その実現に向けて
挑める環境を用意しています。